1月5日(土) に開催されました、セバスチャン先生による「アライメント&アジャストメント」ワークショップのレポートです。
セバスチャン先生3年ぶりのワークショップ開催とあって、午前の部はキャンセル待ちが出るほど、たくさんの方にご参加をいただきました!
セバスチャン先生いわく、ヨガでマスターするべきポーズは、「タダアーサナ(山のポーズ)」であり、
すべてのポーズの枠組みとなるものであり、しっかり取り組んでいくべきポーズであるということ。
一見簡単なポーズに見えて、実はとても難しく、このタダアーサナのポーズを間違って取ると、他のポーズを取っていった時に、さらに間違いが現れてくるのだそうです。
まずは、この「タダアーサナ」のポーズを、床を利用して細かいアライメントをチェックしていきました。
次に身体のどの部分を意識し、また指導者として生徒さんに的確にポーズをとってもらうよう、どう声掛けをしていくことが良いのかなど、詳しい解説を頂いたあと、参加者の皆さんでペアワークで互いに行っていきました。
次は、「ウッターナアーサナ(前屈)」のポーズを行いました。よく起こりがちな間違いとしてあるのが、坐骨部分にオーバーストレッチがかかっている状態で前屈を行ってしまうことだそうです。
壁を利用してタダアーサナの姿勢を取り、後頭部から背中の椎骨が上から一つ一つ壁から離れていくのを感じながら、腹筋を使って前屈していきます。
さらに、前屈のアジャストメントも指導いただき、ペアワークで行っていきました。
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ここで午前のワークショップが終了し、午後からSTEP2のワークショップが始まりました。
始めに「プラサリータ・パドッターナアーサナ(開脚前屈)」のポーズを行いました。
ウッターナアーサナのアジャストメントを利用した方法や、床に仰向けになった状態で行う方法を、ペアで互いにアライメントを確認しながら行っていきました。
次に「ダウンドッグ」のポーズを行いました。ヨガ棒を使用し、細かいアライメントを指導頂きながらポーズを取っていくと、かなりハードでした!
最後のポーズは「ツイスト」。簡単なポーズを、じっくりアライメントを確認しながら行っていきました。
ワークショップの最後に、セバスチャン先生が「ヨガを指導する時」についてお話しくださいました。
いい先生は、生徒にポーズを取らせるときはなるべく手をかけず、
ポーズを完成させる80~90%は生徒さん自身に行ってもらう。
「ここが使えていないから、ここを使って」という声かけをし、
生徒さんに、「自分でポーズを取った」という感覚を持ってもらう事が大切であるということ。
集合写真を撮影いただき、午前・午後と2本立ての充実したワークショップが終了しました。 参加者のみなさま、通訳の美香先生、セバスチャン先生、ありがとうございました。
(堺泉北スタジオ 山﨑)