こんにちは。
三宮スタジオ 平松です。
10/1(日)Ginger先生による、
~たかめていく氣と血のめぐり~
第一回 秋編 『血のめぐりと質を高めるアーユルヴェーダとピラティス』
ワークショップに参加させていただきました。
まずは座学でアーユルヴェーダと中医学、薬膳・漢方の基礎を学びました。
はじめに中医学(漢方)から。
中医学では
病気でもなく健康でもない状態を未病と捉え、未病が病気に進行してしまわないように対処治療を行うこと。
西洋医学では病気が起きてから対処治療を行うところが中医学と大きく違うということや、
五行説についてのお話をしていただきました。
とても奥深い話ですが、Ginger先生はおもしろおかしく、とてもわかりやすい例えで私たちにお話ししてくれます。
みなさん真剣ながらも、時々笑わせてくれるGinger先生の話にどんどん引き込まれていきます。
五行説では身体の働きを肝・心・脾・肺・腎に分ける考え方があり、
体質チェックシートを使って、みんなで自身の体質をチェックしました。
私は肝の人、私は脾の人など、それぞれのタイプの体質や性格についても学びました。
次はアーユルヴェーダについて。
アーユルヴェーダはインドで五千年前から継承されている世界最古の伝統医学。
そして、東洋医学は、中国から入ってきた医学(アーユルヴェーダ)が独自に日本で進化を遂げたものだそうです。
私たちにとって身近な漢方や鍼灸なども、もともとはインドの医学だったんですね。
中国三千年の歴史を越えて五千年もの歴史をもつアーユルヴェーダ、すごいですね!!
アーユルヴェーダではトリドーシャという3つのエネルギーが正常に機能するとき、人の身体は健康であると考えるそうです。
ヴァータ(空・風)
ピッタ(火・水)
カファ(水・土)
があり、それぞれの足りていないところや過剰になっているところのバランスをとっていく考え方だそうです。
このヴァータ、ピッタ、カファも、中医学の五行説のように体質チェックシートを使って自身の体質をみんなで確認しました。
私はカファでした。
それぞれのトリドーシャが増悪しているときの症状、摂るべき食物、避けるべき食物、生活習慣についても学びました。
例えばカファの私は冷たいものや冷製のものはできるだけ避け、よく食べるので朝ごはんを抜いて2食にしていい。など、自分の体質にとても当てはまっていて驚きました。
そして、よい血を作るために見直すことについてもお話ししてくださいました。
化学調味料や添加物に溢れているこの世の中だけれども、もともとは私たちは自然の中で生きていて、天と地と向き合い、季節の旬のものを、五感をつかっていただくことが大切だとお話ししてくださいました。
そして食べ物と向き合い、心を向けることが大切。どんな食べ物でも作り手の人のに感謝の気持ちを込めていただくこと。
とお話してくれたことが印象的でした。
よく考えると当たり前のことかもしれないけれど、普段忘れがちで、とても大切ことだなぁと思いました。
そして、最後に薬膳について。
この秋の旬のGinger先生オススメの食べ物について、効能や美味しい調理方についてもお話ししてくださいました。
れんこん・さつまいも・豆腐・まいたけ・鮭・秋刀魚など…
資料に調理の仕方なども載せてくれているので、真似してつくって旬のものをおいしくいただきたいと思います。
そして座学が終わり、実技がスタート。
まずは経絡マッサージ。
鎖骨からマッサージをしてデコルテにある雲門(うんもん)、中府(ちゅうふ)のツボをマッサージ。痛気持ちいいです。笑
腕の経絡も自分でもんで、氣の巡りを良くしていきます。
痛いところがあれば、そこを気持ちよ~くほぐしていきます。
そして次はみなさんおまちかねのピラティス。
Ginger先生のリードでみんなで輪になって呼吸と一緒に身体を動かしました。
ほんの少しの動きで、深い呼吸に整いました。
そして最後にみんなで目を閉じて呼吸法をしました。
Ginger先生の合図に合わせて呼吸をし、自分の呼吸や身体の感覚を味わいました。
とても神聖な時間でした。
そして講習後はみなさんでパシャリ。
今回はGinger先生と初めてお会いする方も何名か受講してくださいました。
とっても盛りだくさんの内容でしたが、みなさん集中してとても楽しそうに受講されていました。
受講後も質問など、Ginger先生と沢山お話をされて、笑顔で帰っていただきました。
ご参加ありがとうございました!
次回は 第二回 春編
『粘膜を強化して女性力を高めていくアーユルヴェーダ』
2018年3月4日(日)14:30~17:30
本町スタジオにて
次回も楽しみですね!ご参加お待ちしています。