3月19日に開催されました松原加奈先生による「インストラクターが知っておくべき解剖学・怪我をしない為の解剖学」ワークショップのレポートです。
〈こんな方向き〉
・インストラクターの方、ある程度解剖学を学ばれている方
内容は難しくてマイナーな事が多いのですが、加奈先生の明るいキャラクターとトークで、すごく嚙み砕いて教えてくださるので、びっくりするくらいわかりやすいです。
今回はケガの事がメインだったのですが、ケガをしてしまったら…
・ケガをしたら絶対休む。治るまではしない
・痛い所は伸ばしたくなるけれど、まず縮めることからスタートする
(買い物をして重い荷物などを持ち腕が痛い時は縮める)
腕相撲をして実験しました。
①2人1組で腕相撲をする
②その使った方の腕をそのまま伸ばすor1度縮めてから伸ばす
そのまま伸ばした方の腕はしばらくだるさが続くのですが、1度縮めた方の腕は軽くなりました。
捻挫をしたり、過去にケガをしている人は、身体にねじれがある場合が多い。
ex. 巻き肩の人→肩だけではなく身体の他の部分を見て代償していないかを見る。目の大きさが左右違う、髪の角度が変わってくるなど
ex. 私の場合
・右の肩が上がっている
・左足首を捻挫している
・右の膝を内旋してしまうクセ
過去の左足首の捻挫をしっかり治さなかった事により、反対側の膝、肩で代償をとっていることが分かりました。
先生は、喋っている間やふとした仕草で私の身体のクセを発見してくださいました。
ぱっと見たら肩から治したいところですが
・問診・視診・触診・整形外科的テスト
を行い、身体のゆがみやクセの共通点を探しエクササイズを考えるやり方を教えてくださいました。
yogaをしている方、ピラティスをしている方で身体のつくりや使い方が違うので、見比べてすごくおもしろかったです。
1日のWSだったのですが、あっという間に終わってしまい楽しくてすごくためになりました。
そしてもっと解剖学に興味がわくワークショップでした。
加奈先生、ありがとうございました。(山田)