こんにちは。天王寺・本町スタジオスタッフの松村(まつむー)です!
寺田千佳先生による「マットピラティスを極めろ!with ブロックWS」が5月13日(土)に開催され、私も参加させていただきました。
前回、1月に続いて大好評の寺田千佳先生のWS✨
今回のテーマは「マットピラティスを極めろ!with ブロック」
昨今、ピラティスといっても、マットだけでなく様々なマシンを使ってエクササイズを行うことができます。
でも・・・!
マットピラティスでも、身近な道具を使って、動きをより発展させたりマシンでのエクササイズのように身体を使うことができます!!
ピラティスエクササイズの本質をしっかり理解し自分の身の回りのものを工夫して活用していきましょう〜〜!!というお話しから、WSはスタートしました。
元々、ヨガのインストラクターをされていたという千佳先生。
今回、テーマとなっているブロックは、ヨガではお馴染みのプロップス(補助具)です。
◉ブロックの特徴・活用法
→逆に狭い幅を使って、あえて不安定要素として活用することも可能
エクササイズ強度を下げる・あげるモディフィケーションとして使用できる
マシンエクササイズをマットでも落とし込むことが可能!
身体のセンサーである固有感覚受容器を鍛えることができる
などなど、特徴や活用方法があります!
そんな特徴を持つブロック、ピラティスのエクササイズにどんな風に活用するのでしょうか・・・?!
早速、千佳先生のキューイングに合わせてレッスン形式で動いてみました。
そんな大きく動いていないはずなのに、汗が吹き出しスタジオ内も熱気が充満!
そこから、それぞれの動きを一つずつ千佳先生の解説タイム。
たくさんあった中で少しだけご紹介します。
↑写真のようにブロックの短い辺の面を二つ重ねて腕に挟むと30cm。
千佳先生の脇と脇の間は30cm!
そして、千佳先生の手首から肘までの長さは23cm。ブロックの長い辺と同じ長さです。
肘で押しすぎたり、腕が過伸展になるとブロックが崩壊し腕が離れていってもブロックが落ちてしまいます。
これは過伸展防止にもなりますし、腕の筋肉を安定させて使わせることができます。
ブロックを少し上に、手首に当たるところに置くとまっすぐな手首を作ることが✨
形が変わらないブロックの平面を使って、しっかり腕を整えて行きます。
続いて・・・
「ブロックを使って、四つん這いの姿勢を整えるには・・・?」
という千佳先生からのお題。
◉頭を整えるには・・・?
後頭部半分と肩甲骨の間の胸椎に置きます。
→胸椎の上部と後頭部でブロックを押すとキレイな四つん這いに✨
◉骨盤後傾を整えるには・・・?
→仙骨の上に乗せて、ブロックがまっすぐになるところに置く
(=腰椎の前弯をつくっていきます)
◉CAT&COWで手に体重が乗らないようにするには・・・
→膝の前にブロックを置いて、大腿骨でブロックを押さないよう目印にします
というように、身体にブロックを置いて、触れてもらった感覚で姿勢や動きのエラーを改善して行きます。
その他・・・
立位のエクササイズとして用いたり、空中でペルビックチルトをしてみたり
普段、お馴染みな動作でもちょっとした工夫で強度が変わったり、レッスンが盛り上がったり。
本当にちょっとしたことなのに、目から鱗が落ちるような技をたくさん伝授していただいたような気がしました。
最後に・・・
「身の回りに、使える道具はいっぱい!!
自分で色々工夫をして、トライ&エラーしてみてたくさん自分の引き出しを増やしてください♩」
という言葉で終了しました。
今回、ブロックがテーマのWSでしたがブロックに限らず、色んなプロップスでも応用することができるアプローチ方法をたくさんもらったWSでした。
WS後はみんなで集合写真☺️
チアをやられている千佳先生の提案でポン文字ならぬ、ブロック文字でブロックの「ブ」をつくってみました。
最後まで発想が面白い✨
ご参加いただいたみなさん、寺田千佳先生、ありがとうございました!