寺田千佳先生による「お客様を離さない!ティーチングWS」が1月9日(月・祝)開催されました。
養成講座を卒業して、いざレッスンをやり始めたとき、
- 「なんだかいつも同じような言い回しばかりになっているなぁ。」
- 「キューイングの抑揚ってどうやってつけたらいいの?」
- 「来てくださったお客さんにリピートしてもらうにはどうしたらいいの…?」
などなど養成では習わなかった壁に直面する卒業生も多いのでは??
今回このレポートを書いている私もまさにそんな壁に直面している1人です。
ピラティス・ヨガなどに関するWSは様々ありますが【ティーチングのWS】って一体どんなことを教わることができるんだろう、、?
そんな気持ちで今回参加させていただきました。
講師は、千里中央スタジオでレッスンを担当されていた、寺田千佳先生!
まずはインストラクターとしてレッスンをするときどのようなことが必要か?をみんなで考え、シェア。
その中で自分が得意とする事、苦手なことを考えてみました。
自分は一体どんなことが得意・苦手か、自己分析することってとっても大切です。
続いて「話術」について。
お客様の前で話すことが大前提であるインストラクターのお仕事ですが
「今回のWSは話し方スキルを習得するWSではありません!」と千佳先生。
「伝えるには自分で体感しないといけない。そこで感じたことをしっかり自分の言葉にして伝えることが大切!!」
とのことで、ここであるペアワークを行いました。
①自分が身につけているものをペアの人に30秒でプレゼン
②千佳先生が持ってきた謎の黄色いものを謎の物体のまま30秒でプレゼンをする
↓謎の黄色いもの(正解は、体をリリースするものに使うものでした)
何か分からないものについてお話することと、普段から自分が身につけているもの(=ちゃんと何者かを理解しているもの)を話すこと、こんなにも難しさが違うのかと実感しました。
だからこそ、レッスンに入れるエクササイズもちゃんと練習をして、自分で体感することが大切で、そこにはちゃんと熱意や、想いが込もっているので、お客さんへの伝わり方が変わってくるはず・・!
身をもって実感しました。
続いては、実際に動きに対するキューイングについて。
例えば、ピラティスでどの動きの前にでも出てくる”コア起動”というキュー
「息を吸って、吐いてお腹を薄くして」というのは、養成講座でも習うフレーズですが、
例えば「布団圧縮袋のように、お腹をぺったんこに〜!」というような具体的にイメージできるものを入れることによってお客さんも自分の身体をどのようにすれば良いのかイメージしやすくなります✨
そういった例えの言い回しのバラエティーを増やすことで、
来られたお客さんの年代や層をみて、今日はこの感じでやってみよう!と
フレキシブルに対応できます。
自分の言葉の引き出しを増やすことって大事〜!と思いました。
そういった言い回しを全体でシェアした後、実際に千佳先生のキューイングで動いてみました。全身を使ってキューイングを出す千佳先生
お腹をキュ~っと!や、グーンとなど効果音なども入り、
分かりやすい上に楽しく動くことができました。
さすが、千佳先生✨
そして、最後は「エラーの修正」について。
お客さんの姿勢や動きを修正したい時
ついついインストラクターがお客さんの身体を触って修正してしまいがち。
ですが、正しい位置に手を添えて
「左の腰骨をこの位置に持ってきて!太ももをこの手のところまで広げて!」
など、お客さん自身に動かしてもらうようにすると
お客さん自身もどの筋肉を使えば良いのかを理解し
正しい方法を体得することができます。
確かに、「この筋肉を使って!」など一声添えて修正するだけでも
どこを使ったエクササイズなのか、お客さんにキッチリ伝えることができますよね。
その他、書き出すとキリがないほど、コンテンツ盛りだくさんな3時間でした。
どれもこれも、今すぐレッスンで活用できるものばかり!
何より、私自身感動したのは、3時間ずっと怒涛のごとく話続けた千佳先生。
ずっと笑顔を絶やさず、参加者に向けて少しでも多くのことを伝えようという熱意が感じられました。
そういったお人柄もお客様を惹き付ける魅力になっているのだと思いました♡
ご参加いただいた皆さん、寺田千佳先生、ありがとうございました!
(ティーチングポーズで集合写真📷)